このよでただ、独りだけ
「はぁ…………」

アレクシアは大きくため息を吐く。

復讐を考えるに自分は大きくなりすぎた、と。

純粋な恨みの感情は年を経るごとに薄らいでいく。

一人で育ってしまったアレクシアには尚の事ヒースコートの気持ちがわかってしまう。

それでもアレクシアはヒースコートを殺すのだ。

殺さずにはいられない。

何故ならアレクシアは一人ぼっちになった日からそれだけを夢見ていたのだから。
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