恐怖日記
ライトに照らされたのは、全くそこから身動きした様子を見せない老婆。
全く十時の時と、全く同じ格好でその場で佇んでいた。


「ひ、ひぃ・・・」

静かに悲鳴をあげて、Jさんはトッラクを走らせた。
徐々に離れる老婆、彼女はそこから身動きすることはなかったそうだ―――。
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