【完】私の彼は純粋くん。


「まぁ全部は聞こえてなかったけど。
ねぇ、なんで大と仲良くなったの??」


そういって麻十くんはいきなり立ち上がり、座っていた私の腕を引き、立ち上がらせた。


「やっぱり大のほうがカッコいい...??」


といって、悲しげな瞳で私の後ろにある壁に触れる。


ま、さ、か、の、壁ドン。


「麻十くん...??」


「笹峰さん。
大と俺、どっちの方が好き??」


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