神のサーカス


ーー201x年 日本、山梨県某所

「おーい、そろそろ休憩にしまセンか?」

真夜中の山梨に、灯りがポツリ。
その灯りを覗いて見ると、シルクハットと仮面をつけ、燕尾服を身につけた青髪の青年と、腰までの、紫みがかったくろい髪を持つ少女が居た。
他にも、鬱になりかけてるような風貌をしたクラウンや、皇子系と言うのだろうか、可愛らしいパンツスタイルの服装をした、角が3つほど小さく生えた少女など、様々な人物(?)が。

なにやら練習に励んでいた彼女らは、青年のその言葉に頷くと、青年の立っている後ろにある赤いカーテンの奥に入っていく。
そして、全員が入って行ったのを見ると、辺りを見回して一礼し、自身も中へ入る。
後には、ギィギィと音を立てて揺れる空中ブランコが残っていた。
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