春風にのせて伝えたい...

ヨンシの過去

ヨンシはふとおもいだしていた....

それは数年前のこと
彼は一人の娘に恋をしていた....
その娘の名はスティーリア
元から体が弱く常に屋敷の中で過ごしていた
彼女に出会ったのは5歳の頃
父親の商談に連れられて
スティーリアの屋敷を訪ねた時だった
最初はいやいや来ていたが
スティーリアを見たとき彼は心を奪われた
雪のように純白の長い髪に
深い海のような青い瞳....
そして....

スティーリア:こんにちは♪(ニコッ
わたし....スティーリア、あなたは?

ヨンシ: ....!....おれはヨンシ....

スティーリア: ヨンシ....ヨンシ....
すてきななまえだね♪(ニコッ

彼女の輝くような笑顔に
ヨンシは恋に落ちてしまった
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