Snow-White




―煌輝side




「ただいまー!」




家に帰ると、いつも聞こえる“おかえり”の声が聞こえなかった。




今日は家にいるはずだし…




寝てるのかな…?




そう思って、俺は真白の部屋に行った。




ドアを開けて中に入るが、誰もいない。




買い物…?




けど、買い物に行くなら何か書き置きがあるはず。




机の上を見ると、写真立てが倒れてあった。




なんの写真だろ…





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