calling
俊輔さんは淡々と話してくれて
それが…とても…胸が痛む。

それだけその女性のことが
好きなんだってことが
やっぱり伝わるから。

好きだから苦しんでる。

しかも、私になんかに話すくらい。

「俊輔さん、
…まだ時間、ありますか?」

食べ終わったものを
片付けながら笑顔で話した。

不思議そうに観る俊輔さんに
思わずキスしたくなる…
気持ちを抑えて…

もう少し一緒に居たかった。

もう逢えないと言われたら
それで終わってしまう恋だから。

「いいよ。もう、明日の日曜は
会社に来なくていいように
仕事片付けてきたから。」

「行きたいトコロがあるんです。
…すぐソコなんですけど…

私の…好きな場所で
少しだけ落ち付く場所です。」
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