今日から俺の妹な。
突然背筋を伸ばしてビシッと人指しを立てる美麗。



どうしちゃったの。



「これはもう…」



「…もう?」



どうするんだ、と言わんばかりの視線で美麗を見つめる。



すると。













「この関係を秘密にするしかなーーーい!」



「…………」



空き教室に訪れた、沈黙。



それは6限目の終わりを告げるチャイムと、私の悲痛な叫び声によって破



られた。


















「そんなこと、百も承知よーっ!!!」














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