sEcrEt lovEr
「…はぁ…はぁ…」

「疲れただろ?寝てていいよ」

いつかのように点滴を打たれて発作が落ち着き始めた頃はもう真夜中だった。

だけど、やっぱり眠るのが怖い…

「こう ちゃん…」

思わず腕をつかんでしまう。

「ん?大丈夫だよ、絹が眠るまでついてるから」

甲ちゃんこそ、最近まともに寝てないはずなのに…

身体が弱いあまり、貴や甲ちゃんに迷惑かけちゃってる、甘えちゃってる。

その夜、あたしは一つの決意をした。

“家族”の為に、そして残された命の為にあたしができることを…
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