好きになれてよかった。

そして、放課後 の教室。


私は1人で水島くんを待っていた。

ガラガラーッ…

「お、待っててくれたんだな。ありがと。」

「ううん!そんな事よりどうしたの?」

「……えっとそれは 。」

「 うん? 」

「……」

「 ??どーしたの?水島くん?」

「…俺 。やっぱり綾花が好きだ。友達になろうって言ってから、前よりももっと好きになった 。」

「…っ/// 。えっと…」

ちゃんとまだ私の事好きでいてくれたんだ…

「 綾花が俺の事好きじゃなくてもいい。

これからもずっとそばにいてくれるか?」

「...。」

トクントクン …
また鳴り出した鼓動はどんどん早くなっていく。

私は、、、
「...私も 、わたしもっ好きだった!友達になってくれたあの日からずっとずっと大好きだった…」

「ま、じで?嘘だろ…?」

「本当にきまってるじゃん。」

「すげえ、嬉しい。じゃあ、俺と付き合ってください。」

「 …うんっ!」

私たちは、抱きしめあった。
凄く心地いい温かさで、、
今までにないくらい幸せだった。

水島くんは、私の事をじっと見て …
甘〜いキスをした。
私のファーストキス。
初めてのキスは、すごく甘かった …。

どうしよう。すごく幸せだ。
この幸せがいつまでも続けばいいのに…








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