お前を好きになって何年だと思ってる?
「…それで…今日別れようと思う」

「決断早っ!」

私はクレープを一口。

「もう…冬夜とギクシャクっていうのも嫌なんだ…。
別れても元みたいには戻らないと思うけど避けられることはないと思う。
まあまず私が付き合ったのが理由なのかは不明だけど」

夏樹は優しい眼差しで私を見た。

「大丈夫。別れたら元に戻るよ、絶対」
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