スキってなに?-another story-
え、俺が…⁉︎
いつものように翔と遊んでバカして
笑いながらゲーセンで過ごした。

「あー、やっぱ翔やべー」

「お前こそやべーよ」

ほんと、翔面白い。
やばいわ。



でも、頭の中には松下がいる。
相談してみるのもいいかもしれない。


「あのさ、翔。」

「ん?どした?」

「んー、なんて言うかさー…」

「優太、あの子のこと好きなの?」

なんだこいつ。
いきなり。
あの子のことが好き?
あの子って松下のことか?

「え?…なにいきなり。」

「あの子のこと話そうと
したんじゃないの?」

なんだよこいつ。

「そ、そうだけどよ。まだ俺何も
言ってないんだけど。」

何も言ってねーのにわかるとか
こいつ何?
こわっ。

「だって、お前さー確かに俺と遊んでる時
楽しそうにしてたけど、
なんか考えてそうだったから。
中学から仲良い俺の勘てやつ?」

すげーなこいつ。
まぁ、確かに中学から仲良くて
もう親友。

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