エリート上司と甘い秘密~彼の正体は私の義弟!?~
夕方、社内の自販機の前で裕也とリサは再び顔を合わせた。
「裕也君、今日暇? とんだとばっちりで疲れちゃった。ちょっと飲みに行かない?」
「明日、早いからやめとくよ」
“とばっちりはこっちの方だ”といいたいのこらえ、裕也は自販機で購入したペットボトルのアイスティーを飲みながら答えた。
「えー、いいじゃない。1杯だけサクッと飲んで帰ろうよ」
これまで裕也がリサに「サクッと」と誘われて、サクッと終わったためしがない。
彼女の押しの強さに負けて1杯が2杯になり、2杯が3杯になるとどうでもよくなってきて、あげくに大してその気もないのに結局最後はリサの部屋に行き、寝てしまう。
リサは強引で、裕也はその勢いにいつも引きずられてしまうのだ。
友達として付き合う分には楽しいが、リサと付き合いたいと思ったことはない。
けれどリサのほうは裕也のことを結構マジで好きらしい、ということは感じていて、このままズルッと関係を続けていたら面倒なことになりそうだ、と薄々感じながら、今回も「お願い、1杯だけ」という誘いに「わかったよ。本当にサクッと飲んで帰るからね」と、乗ってしまう。
サクッと終わらないのを知っていながら。
「裕也君、今日暇? とんだとばっちりで疲れちゃった。ちょっと飲みに行かない?」
「明日、早いからやめとくよ」
“とばっちりはこっちの方だ”といいたいのこらえ、裕也は自販機で購入したペットボトルのアイスティーを飲みながら答えた。
「えー、いいじゃない。1杯だけサクッと飲んで帰ろうよ」
これまで裕也がリサに「サクッと」と誘われて、サクッと終わったためしがない。
彼女の押しの強さに負けて1杯が2杯になり、2杯が3杯になるとどうでもよくなってきて、あげくに大してその気もないのに結局最後はリサの部屋に行き、寝てしまう。
リサは強引で、裕也はその勢いにいつも引きずられてしまうのだ。
友達として付き合う分には楽しいが、リサと付き合いたいと思ったことはない。
けれどリサのほうは裕也のことを結構マジで好きらしい、ということは感じていて、このままズルッと関係を続けていたら面倒なことになりそうだ、と薄々感じながら、今回も「お願い、1杯だけ」という誘いに「わかったよ。本当にサクッと飲んで帰るからね」と、乗ってしまう。
サクッと終わらないのを知っていながら。