エリート上司と甘い秘密~彼の正体は私の義弟!?~
「手をつないで歩く」関係は友達か、それ以上か、判断がつきにくい。

それに裕也との会話はいつも楽しいが、なぜだろう、親密さが今一つ増さないのである。

会社の出来事や軽い愚痴に、今話題の映画や食べ物、テレビの話。

最近の身近に起きた事件など、どれも笑って聞いていられるのだが、熱中することや語り合うほどのものはない。

なんというかすべてがするするしていて「ライト」なのだ。

それでも裕也は何でも広く浅く知っていてそつがない。

明るく爽やかで、強烈な個性も癖もないけど落ち着ける。

裕也はいい人だ、と葵は納得する。
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