Amarosso~深い愛~を召し上がれ♪
怜士は皿に顔を伏せたまま、黙々と口に食べ物を運んでいた。
そうだった。
高等部の時もさりげなくフォローする男だった。
「そうだね」
麗華が言葉と一緒に、小さくため息をついたのを聞き漏らさなかった。
納得できなかったのか、他にまだあるのか。
「麗華」
名前を呼ばれたことにびっくりして顔を上げると、静かな怜士の目と合った。
「何かあるなら言ってしまえ。
ここで言っても、日本まで距離があるのだから、差しつかえることはないだろ」