Amarosso~深い愛~を召し上がれ♪


麗華がこれ以上話すつもりが無いのを察して、怜士が立ち上がった。


自分が予想している話とは違ったし、この話だけであれほど追いかけてくるとも思えなかったが、話すつもりがなさ
そうな麗華の気持ちを察して、突っ込まなかった。


無理強いは無駄だ。


「目を覚ましたことを看護婦に知らせてくる。
 今日はそのまま帰るが、また明日も様子を見に来るから」
「ありがとう」


多忙な怜士が明日も来られるとは思えなかった。


日本に帰る日でもあるし。


だから、怜士が根本はあの態度だとしても、今逃せばもうチャンスがないのだ。


麗華は息を吸った。
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