Amarosso~深い愛~を召し上がれ♪
翌日、着信に気づいて折り返してくるだろうと思っていたが、ふと気づいたら一日が終わろうとしている。
怜士は眉をひそめ、もう一度かけた。
電源が入っていない。
そこまでへそを曲げる話だっただろうか。
今日のスケジュールは珍しく20時で終了だった。
あの男が死んでから怒涛のような毎日で、いや、日の区切りなど無く、延々と一日が続いている感じだった。
睡眠時間なんて1、2時間だ。
だからあまりにも唐突に空いた穴に戸惑ったが、昨晩のやり取りを思い出した。
ちょうどいいか。
改めて自宅に電話かメールをして捕まえて、じっくりとへそを曲げた不満を聞いてやらないと。