Amarosso~深い愛~を召し上がれ♪
「うわっ、これ美味しいね」
麗華の上げた声に怜士の思考が戻る。
目を真ん丸にしているのに、口元が緩んだ。
「よかった」
「今泉のところで雇っているシェフなの?」
「いや、レストランを開いているが、今日は特別にそこで作ってもらっている」
キッチンがある方向の壁を指す。
「あなたが望むなら、毎日食べられるように手配するけど?」
「は?」
「なんでもない」
この手の話をするにはまだ早い。