Amarosso~深い愛~を召し上がれ♪
「やっぱりダバリード後継者にもなると、色々と違うね。
マンションの個人の部屋にあの大きさのプールがついているのは、なかなか無いよ」
「全室に温室かプールが付くのが、ここの売りだったらしい。
とりあえず、住むところが無いと困るから、買ったんだけど」
あの男は郊外の邸宅に住んでいる。
毎日、ヘリコプター出勤だ。
大学は寮生活だったが、卒業してNYで働くことになった時、住むところに困った。
あの男と一緒に住むつもりは毛頭なかった。
手っ取り早く決めたのだが、いい選択だったかもしれない。
「よかったら、いつでも使って。
ドアのカードキー、渡しておく」
「いらない」
即答なのに思わず笑った。