隣の席のキミへ…


「あんたの鈍感さにもあきれるわよ……」

「えっ?」


鈍感………?
何が?


「何が鈍感?」

そう言うと朋子は呆れたような顔をしてこっちを向いた。


「…なんでも無い。もういい」


んんんんん??
朋子の言う事って時々よく分かんないや。









……確かに‥総悟に言いたいよ?好きって。


だけどこわいんだ。

告ってしまったら……………。


もしダメだったら………。



もう前みたいに話せなくなるんじゃないかって。






そうなるんなら……言わないでおいた方が良いんじゃないのかなって。




< 45 / 62 >

この作品をシェア

pagetop