君色-それぞれの翼-
「明日って…もしかしてクリスマス…」
「…は」
予定の心配以前の問題だった。
「…忘れてたの?」
「…どうでもよくて。」
「予定入ってたりしない?」
「…俺らは塾だろ。」
"俺ら"という響きに感動する。仲間意識、というより、なんとなく共に行動しているような感じがした。
「めっちゃ予定入ってそうなのにねぇ…。」
本音を零すと、「それどういう意味」と、戸谷君は頬を緩ませた。
「でも良かったよ。」
あたしは戸谷君に笑いかけた。
「もし戸谷君が予定入ってたら、あたし独りぼっちだもん。」
そう言うと、戸谷君はまたフッと微笑んだ。
優しい笑顔。
あたしはいつもの事ながら見惚れてしまっていた。
しかし爽やかな笑顔とは裏腹に、出てきた言葉はいじめっ子。
「予定入れようと思えば入れれるけど。」
「いじわるっ!!」
戸谷君はあたしの反応を面白がって見ていた。
「…は」
予定の心配以前の問題だった。
「…忘れてたの?」
「…どうでもよくて。」
「予定入ってたりしない?」
「…俺らは塾だろ。」
"俺ら"という響きに感動する。仲間意識、というより、なんとなく共に行動しているような感じがした。
「めっちゃ予定入ってそうなのにねぇ…。」
本音を零すと、「それどういう意味」と、戸谷君は頬を緩ませた。
「でも良かったよ。」
あたしは戸谷君に笑いかけた。
「もし戸谷君が予定入ってたら、あたし独りぼっちだもん。」
そう言うと、戸谷君はまたフッと微笑んだ。
優しい笑顔。
あたしはいつもの事ながら見惚れてしまっていた。
しかし爽やかな笑顔とは裏腹に、出てきた言葉はいじめっ子。
「予定入れようと思えば入れれるけど。」
「いじわるっ!!」
戸谷君はあたしの反応を面白がって見ていた。