夢魔~残酷な悪夢の世界へ~(リメイク&新章追加済み)
「父さん…!!?」
うずくまる須賀先輩のお父さん。
「な…何やってんのよ!?」
動揺を隠せない様子の夢魔。
「がはっ…なぁ?
俺も…そっちに行くよ…」
血を吐きながら言った。
「な…何言ってるのよ!?」
「はぁ…何かの…本で読んだ事あるんだ。
確か…自殺は、地獄行きなんだよな?これで、お前と一緒に地獄に行けるな」
「…私のために?あんた…バカじゃないの?」
「あぁ…バカだよ!
だから、お前の苦しさも想いも気付かなかった…すまなかったな。
ずっと1人ぼっちにさせて」
苦しいながらもニコッと微笑む須賀先輩のお父さん。
「…須賀君…」
「はぁ…もう…1人じゃないから…」
そして
バタッと上げた手が落ちた。