夢魔~残酷な悪夢の世界へ~(リメイク&新章追加済み)

「もしもし?」

「恭子!?私だけど…何か気味悪いのよ!!
今、彼氏のアパートに居るんだけど…なんかさっきから人が居る気配するし、コップが触っても無いのに倒れたり不気味な笑い声が聞こえたりして…」

「彼氏、今日バイトで遅くなるし悪いんだけど…こっちに来てくれない?」
怯えながら声で言う絵里。

やっぱり…
前の私なら慌ててたのに何故か冷静だった。

内容を知っているからだろう。
どうしょう。

「お、落ち着いて!!
すぐにそっちに行くから待ってて」
急いで電話を切る。

「ねぇ、絵里に何かあったの!?」

「夢魔の気配がして怯えるの。
今、彼氏がバイトで留守みたいだし…行かなくちゃあ!!」

「俺達も一緒に行くから皆で行こう。
そうしたら、向こうもびっくりしてやめるかも知れない」

「なら、望美を置いて行って!
望美は、絵里の所に行かない方がいいわ」

「…どうしてなの?
恭子…」
不思議そうに訊ねる望美。

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