いつも恋して・・・
「あの・・・私が・・・・」


「私に説明させてくださいm(_ _)m!!」


梨佳子はこのまま何もせずに帰られるならば、一か八か祈るような気持ちで懇願してみた(>人<;)))


スミスはあまりの梨佳子の熱意のある眼差しに立ち止まった。



「・・・・。」


「秘書の君に何ができる?!」


「田畑と同じだけの説明はできます!!ですから・・・お願いします。」


梨佳子は自信の微塵もないのに、スミスの前で啖呵を切った。


スミスは梨佳子の絶対に引き下がらないという強い意思に・・・


1度だけチャンスをやった。


梨佳子はダメで元々、


張り詰めた空気の中で、昨日必死で作った資料の説明をし始めた。


資料の内容は散々確認して頭にしっかり入っていたし、


廉と、秘書との打ち合わせも聞いていたので話の流れも理解していた。


『早く来て(;_:)=3』


説明を始めて10分を過ぎた頃・・・・


廉が到着した。


「申し訳ございま・・・・」


言いかけたら、


「黙れ!!」


スミスが廉の方を見て言った。


廉は魔法にかけられたように動けなくなる。


ふと気づくと梨佳子の姿が目に入った。


「続けてください!!」


スミスは廉の存在を全く無視して梨佳子の方を向いたまま言った。


「・・・・ハイッ(>_<;)」


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