気づいたら……♡♡

優斗side


『えっ、俺倒れたのか』

だんだん、さっきの記憶が戻ってきた。

『優斗?明日は学校休んでゆっくりしろ。お前的にも疲れが溜まってるから貧血が出たんだろ。だから、明日は休養いいな?』


『えっ、俺は明日学校に行くよ。今日、休めばよくなるって。ただ、体調が良くなかっただけ。部活は、もうしばらく休む事にするから。』

『どうして、そんなに学校に行きたがるんだ。一日ぐらい休んでも、お前の学力だったら、ついていけるだろ。なにがお前をそうさせるんだ?』

『あみだよ、あいつ久しぶりに学校来るのに、俺がいなかったら、あいつがっかりするだろ』

『お前、そのあみちゃんて言う子に恋してるな』

『なにいってんだよ。父さんだってお母さんと好きで結婚したんだろ?』

「そうだよ。そこまでお前が言うならわかったよ。明日は、いってこい。そのかわり、次何かあったら、即病院行きだからな。覚えとけよ?
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