気づいたら……♡♡

優斗side


目を開けたら、お父さんの顔が目の前にあって、おれは、倒れたんだと実感した。

「おいっ、優斗!大丈夫か?心配したんだぞ」

「あぁ」

そう言って、身体を起こそうとしたらまた目眩がして手で目を抑えた。

「おいっ、まだ本調子じゃないんだし横になってろよ」

と湊が言ったので、横になった。

「じゃあ、優斗が目を覚ましたので俺は教室に帰りますね。」

「あぁ、湊くんありがとう」

「いえいえ、こちらこそ優斗くんにはお世話になってます。とかいいながら、最近は、お世話をしてます。」

「おいっ、湊、早く教室帰れよ。あと、とうさんに余計なことしゃべるなよ。」

「言われなくてもそうするよ!じゃあまたな」

「おぉ、また明日」

そして、湊は帰って行った。




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