願い屋
「そうじゃなくて…
ここ、普通じゃない…」



「やっぱわかるんだな

まぁ、ついてこいよ。」


彼はまた歩き始め、一番奥の部屋の前で足を止めた。

「ひとつ聞いていいか?」


「何よ…」


「おまえ、願いはひとつか?」


「…え?」


何を言っているのだろう

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