願い屋
その時私の体は少しずつ透明になり始めた。
フゥっと自分の体が何かに変わっていくのが分かった。


死んでいる筈なのに、生きているような暖かさであの日の龍人を思い出させた。





でも、それが何なのか今の私にはわからない。

目をあけていられず私はギュッと目を閉じ、意識を失った。

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