俺の大嫌いなあの子
でも喜んだのも束の間。
「それじゃハンバーグまた作ってくるね」
凛ちゃんのその一言にゾッとした
え、凛ちゃん作ってくるの?
もし、凛ちゃんのほうが美味しかったら?
もう凛のがあるからいらないってゆわれた?
もう特別じゃなくなる。
そう思っていると
「いや、いらねぇわ
こいつのがあるし、」
そういって私を指さす和也
凛ちゃんはすごく驚いた顔をして私を見た
私も思わず驚いていると
「なんでお前が驚くんだよ」
そういって私の頭を叩いてきた
凛ちゃんと話す時より厳しい口調だけど、なんだかすべてが優しく聞こえてきた
まさかそんなことゆってくれるなんておもってなくて。
やっぱり和也は優しいんだよ!
「和也ー♡大好きだよーーーーーーー♥♥」
「うわっ離れろ!」
「やだぁぁぁ♥♥」
和也の腰に抱きつき離れない私
そんなわたし達を凛ちゃんが睨んでたなんて知らなかった。。