俺たちの妹
決意 葵side…
「話というか、葵くんの顔見たら、このまま帰したら色々悩みそうだなって思ったから……
葵くん、みぃの熱が上がったのは葵くんのせいじゃないからね」

俺が勝手に抱え込んでいた事を見事に見抜いている司さん…

「わかってますよ」

つい、投げやりな返事をしてしまった。

「わかってないっ‼︎俺が側にいても上がってたと思うし。無理させたとか思ってたら違うからな」

「でも司さんなら、すぐに気づいてたでしょ。俺はまだまだなんですよ」

「あのな〜。俺は医者だし、お前らより年齢も一回り上なんだ。経験だけは豊富なんだよ。俺が葵くん達の頃は、葵くんみたいにみぃの異変に気付かなかったよ」

「司さん……俺、みぃの側に居れる様に頑張ります。医学の勉強して医者になりたいです‼︎」

「葵くん…そっか…簡単な事じゃないけど、葵くんなら出来る気がするよ。頑張れよ」

「葵、頭いいもんね。きっとなれるよ。頑張ってね」

「あ…2人の前で宣言しちゃったけど…みぃには内緒にしてて下さい」

ずっと心の中で思っていたことを、いつの間にか突然宣言してしまっていて恥ずかしくなった。
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