好きで好きで好きで
第三章

二人だけのー

夜部屋にノートを持ってきてお風呂の時間まで話をしてた。本当に二人だけの空間。
ドキドキして楽しくて仕方なかった。
先生が帰るときは部屋の窓から先生の車が見えなくなるまで見てた。
ある時私が自暴自棄になり部屋で先生の前で弱音を吐いてしまった。その時貴方は何にも言わず私をそっと抱き締めてくれた。
初めて私を壊れ物でも扱うかのように抱き締めてくれた。
ドキドキして上手に息が出来なくなった。
あんなに触れたいと思っていた好きな人に抱き締められてその瞬間は今でも体に残ってるんだ。
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