タマシイノカケラ
泣きながら、ベッドに座る。
私、変だ。
帰ってきてから、ずっと…どっか痛い。
肩を揺らしながら、込み上げる嗚咽を堪える。
短い間隔まで呼吸が整った。
最後に大きく深呼吸。
帰ってきてからのいつもの癖で、煙草を鞄から取りだし1本抜き取る。
フィルターをくわえる。
メンソールの匂いが記憶を蘇らせる。
ナオヤ。
私と同くした煙草。
また、痛みが増した気がした。
場所は解らない。
でも、痛む。
くわえていた煙草と、ケースに入っていた煙草。
まとめてゴミ箱に捨てる。
大好きな煙草だったのに、大嫌いになった。
床にはこの前、ナオヤと会った時の服がある。
ユウキと会う為に急いで着替えたから、脱ぎ散らかしたまま。
お気に入りの服。
敢えて気合いを入れずルーズにしたくて、普段通りの服装にした。
黒を基調として、全体に紫の糸で蜘蛛の巣が刺繍されている。
トップスに合わせて、黒いダメージパンツ。
手にして、ゴミ箱に捨てる。
大好きなブランドだったけど、大嫌いになった。
私、変だ。
帰ってきてから、ずっと…どっか痛い。
肩を揺らしながら、込み上げる嗚咽を堪える。
短い間隔まで呼吸が整った。
最後に大きく深呼吸。
帰ってきてからのいつもの癖で、煙草を鞄から取りだし1本抜き取る。
フィルターをくわえる。
メンソールの匂いが記憶を蘇らせる。
ナオヤ。
私と同くした煙草。
また、痛みが増した気がした。
場所は解らない。
でも、痛む。
くわえていた煙草と、ケースに入っていた煙草。
まとめてゴミ箱に捨てる。
大好きな煙草だったのに、大嫌いになった。
床にはこの前、ナオヤと会った時の服がある。
ユウキと会う為に急いで着替えたから、脱ぎ散らかしたまま。
お気に入りの服。
敢えて気合いを入れずルーズにしたくて、普段通りの服装にした。
黒を基調として、全体に紫の糸で蜘蛛の巣が刺繍されている。
トップスに合わせて、黒いダメージパンツ。
手にして、ゴミ箱に捨てる。
大好きなブランドだったけど、大嫌いになった。