恋の魔法
――キーンコーンカーンコーン
こ、これが授業なの…?
ハッキリいって、自習しかしてないよーな気がしたんですけど…いやしました。
「おい」
「な、なな何?」
あー、びっくりしたー
「ぷっ」
「な、何で笑ってるんですか?」
初対面なのに笑うなんて失礼な人。
「わりぃわりぃ。
おれ、流川璃玖。よろしくな!」
璃玖さんは、とてもかっこいい。
目はくっきり二重で整った鼻と綺麗な形の唇。
何かオーラが違うよーな…笑
璃玖さんね。
「よろしく♪」
私が笑顔返すと、何だか顔が赤くなってる璃玖さん。