思わずきゅんときた。

おまけ





「そのキャラメル、前のキャラメルと違うの?」


「ううん、前と同じだし、私がとっさに名前つけただけ。」



帰り道、私はイケメンくん、もとい橋本くん、もとい…今は私の、か…彼氏と下校中である。



…笑うなよコノヤロウ。


『彼氏』なんてワード、初めて口にするんだから。



「俺にも、『勇気が出る魔法のお菓子』くれる?」


「?…いいけど、はい。」
< 35 / 38 >

この作品をシェア

pagetop