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ファミレスで休憩中にやっとまともに会話できた。

「滝野さん、聞きたいことがあるんですが。」

「僕の何が知りたいんだ?」

彼の冷ややかな言い方に負けるもんかと思い

私は率直に言った。

「私は滝野さんと律さんのプライベートなことはわかりませんけど、滝野さんには元気でいてほしいんです。言い方がおかしいかもしれませんけど、とにかくいつもの滝野さんでいてほしいんです。」

私は滝野さんの目を見て彼の返事を待った。

「君が言った意味が全く理解できない。僕にどうしてほしいのか全然通じてない。」

私は悲しくなった。

これ以上どう言ったらいいのか自分でもわからなかった。

「仁科。」

「はい。」

「真司と付き合っているのか?」

滝野さんがいきなりそう言ったので

私はその質問に必死に首を横に振った。

「誤解です。あれは真司さんが強引に。」

滝野さんが今とても不機嫌だと私にはわかった。

「私は真司さんと付き合ってません。」

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