花のような笑顔
慎『おま、何してんだよ!』


慎はテンパっているが私はそんなこと気にせずに言った。


華『あんたのこと誤解してた。

慎、お前めっちゃ家族思いのいい奴だな。

慎のいいところを狼は分かってたんだろうな。

慎、頑張ったな今まで。

でももういいんだよ。

我慢しなくていいんだ。』


慎は私のその言葉に目を見開き、そして慎の目からは大粒の涙が溢れた。


私が慎の頭を撫でようとしたその時、外から騒がしい声が聞こえた。
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