花のような笑顔
『……な………は……な……』


この声は…まさか…!


慎『狼が来たな。

あー俺、殺されるなー…。』


慎はいつの間にか泣き止んでいて、苦笑いしながら言った。


慎『とりあえず華ちゃん、この体勢はまずい。』


あ、慎を抱き締めたままだった。

私は我に返り、慎と少し距離をあけソファーに座った。


その瞬間この部屋のドアが吹っ飛んだ。


狼『華!!』


ドアのほうを見ると息を切らした狼とその後ろに駿と潤がいた。
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