花のような笑顔
私達は慎に連れられて組長と側近がいる部屋まで来た。

部屋の中は防音らしく、外の音は全く聞こえないらしい。

こんな騒ぎになってるのに呑気な奴らだな。


慎『準備はいいな?』


慎の言葉に私達は黙って頷いた。


狼『華、無理はするなよ。』


部屋に入る前に狼がそう声をかけてきた。


華『狼もね。』


私がそう言った瞬間、慎が部屋のドアを蹴り飛ばした。


組長&側近『?!?!』


呑気な2人は壊されたドアをみて唖然としている。
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