花のような笑顔
組長『誰だ!お前ら!』


華『お前らに名のる必要はない。』


いつもよりも数倍低い声を出した。

その瞬間、この場にいる全員が華の殺気に身震いを覚えた。

狼さえも目を見開くほどに。


組長『な、ふざけるな!!お前、俺を誰だがわかって言ってるのか?!』


華『薬やってるお馬鹿な組長さん?』


私は挑発するように言った。

組長は顔を真っ赤にして服のポケットから銃を取り出し、私に向けた。


組長『てめぇが悪いんだぞ?俺に歯向かうから。

慎、お前のせいでこいつが死ぬんだからな?

お前が裏切ったからな!!』
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