キラキラ〜不良な君に恋してる〜
年は開け、新学期。
あたしは、そわそわしながら少し遅れて学校に行き、一直線にちょこちゃんのところへ。
「ちょこちゃん!」
ちょこちゃんを見つけ、呼びかける。
声にこちらを見たちょこちゃんは目を見開いて驚く。
「梨奈ちゃん!?」
「…おは」
驚くのも無理はない。
あたしは、茶髪でパーマだった髪を黒髪ストレートに変えた。
真っ黒は似合わないから少し明るめだけど。
そして、メイクもナチュラルに変える。
これが一番苦労した。
どう頑張ってもどんどんいつもの濃いメイクに。
素顔に自信がないから、落ち着かないし。
「か、かわいい!かわいいよ、梨奈ちゃん!」
「そ、そうかな…。なんか、落ち着かなくて…特にメイク」
「え、梨奈ちゃん薄いメイクでもすっごく可愛い。私、こっちの梨奈ちゃんの方が好きだよ」
ちょこちゃんはそう言って褒めちぎる。
ちょこちゃんなら、そう言ってくれると思ってた。
なんだろう、ちょこちゃんに言われた言葉って素直に受け取れるんだ。
「あたし、頑張ってみようと思って。見た目変えたからって、どうなるかなんてわかんないけど。できることしてみようかなって」
「うん。素敵だよ、梨奈ちゃん。応援してるからね」
ありがとう。
ちょこちゃんに応援してもらえたら、頑張れる気がする。