キラキラ〜不良な君に恋してる〜



「ご、ごめんなさい…」




やだ、すごく恥ずかしい。
そんな大胆なこと…。




「別にいいけど」





葵くんは、そういうこと慣れてるんだろうな。
もう、葵くんには言わないけど。





「…なんか、食うか?」

「…うん…。でも、あんま…食欲ない…」

「なくても食っとけって。うどんなら食えるか?」

「…うん…ありがとう」





葵くんが、優しい。
きっと、もともと優しい人なんだろうけど。


葵くんは部屋の電気をつけるとキッチンに入っていった。




「…少し、楽になったかも…」




頭がグルグルしてたのは、治まった。
少しは熱下がったんだろうか。



それにしても、葵くん、料理できるんだ…。
まぁ、うどんだもんね、それくらいできるって怒られるかな?






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