しろっぷ
「司君ならモテるだろうから、私でなくってもいいような」
「やっぱり僕はダメ?」
「そ、そんなことはない!!」
「それじゃあOK?」
「でもいいの?私と司君とではバランスみたいなのが・・・」
「それでもいい!!」
 真剣な表情で見つめられ、今日何度目かの赤面した顔に。
 加えて心臓の鼓動がその赤さをより赤くするかのようで、ゆかりの頭の整理がつかないでいた。
「司君がいいなら・・・」
「本当?なら僕のお姉ちゃんになって」
「うんお姉ちゃん・・・お姉ちゃん?」
「うん!」
 言いたいことが言えた司の顔はとてもすっきりとしていたが、ゆかりは逆に思わしない顔に。
「どういうこと?」
「実は最初見た時からお姉ちゃんに似ているな〜って思って。しかもお姉ちゃんの名前も『ゆかり』で」
「あ・・・そういうことか。そう・・・だよね」
 何とか平常心を保とうとレモンティーを口を飲んで、心を落ち着かせようとした。
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