しろっぷ
「何だ?これくらいのことでびびっているのか?」
「びびっているっていうか、こういうのはあまり・・・」
「何を言ってる?オレは時間が無駄になるようなことは嫌いなんだから、さっさと行くぞ」
「・・・は、はい。わかりました」
 ゆかりは覚悟を決めて車を恐る恐る降り、ある場所の大きな建物を見上げる。
 ゆかりは勇気を持って、貴人と歩調を合わせて中に入ることに決めたのであった。
< 68 / 306 >

この作品をシェア

pagetop