The second partner ~夢と英雄と雪解けの記憶~
悲しい思い出ではあるけれど、あれはもう“過去”だから。




今はもう大丈夫。


自分の名前もツナも好きになれたし、男の子とも仲よく遊べるようになった。




「そっか……。

立ち直る事ができて良かったな!

何かきっかけがあったのか?」




俊哉は真剣に私の話を聞いてくれた。


立ち直る事ができた現状を喜び、そのきっかけを何気なく私に質問する。




「うん。実はね……――――――」
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