Secret Book ~放課後2人時間~
「本当に転んじゃったの!そしたらね…ベンチの角に…」






話していてもお母さんはなぜか寂しそうな顔をしていた。






「べ、ベンチの角にね…」






怖かったな。






思い出すと今でも震えが止まらない。






どうやったらおさまるの…






お母さんはあたしをギュッと抱きしめてくれた。







怖くて痛かった。







「優良…父親に遭ったのね……」







「うぅ……ふぇっ…おか、あさん……」






お母さんにばれちゃった。






お母さんを傷つけたくなかったのにな。






これ以上心配をかけたくなかったのに…







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