本気の偽りの恋。


学校につくと靴箱で
この前の爽やかな笑顔の少年に会った。


「あ!この前の素敵な笑顔の子だ。
おはよー♪」


爽やか少年は私の方を見ると

「あ、先輩、覚えててくれたんすか!
おはようございます★」


この前の爽やかな笑顔であいさつをしてきた。

「涼くんはさ、私の名前知ってる?笑」

「えーっと、わかんないっす!笑」

わかんないって言われてまぁ、
いい気はしなかったから
意地悪してやった。

「読める?読めなかったら殴るからね♪」

私はスリッパの名前を見せた。

「バカにしてますね!?(-_-)
ホウジョウくらい読めますよ!」

「名前読める?」

「よ、よめま、よめますよーー!!」

涼くんは黙りこんで

「…。」

少し考えて

「ご期待に添えず申し訳ありません。」

と言ってきたから、私は
「さな、だよ!笑お馬鹿笑」

と言って歩き出した。

一年生の教室は2階にある。


「じゃぁ、沙那先輩、さよなら」


私の教室は3階

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