君の好きな人になりたい

思い出とともに

私は、ベットからゆっくり足をおろしリビングに向かった。



「おはようございます」
と仏壇の前で手を合わし、その写真に向かってほほ笑んだ。



そして、着替えをすましてもう一度仏壇の前に立ち
「いってきます。おかあさん」


と言って誰もいない家をでた。



エレベーターを降りると
大家さんがいた。


「おはようございます」
と声をかけた。



「みあちゃんおはよう。行ってらっしゃい」
と返してくれた。


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