心アルバム~3年間の軌跡~
「オロシテクダサイ。」
「やだ。」
カタコトに降ろす要求をした私に即答で拒否を告げる木下君。
いやいや…。
やだとか言われてもここ、校門前だから恥ずかしいんですけど。
「自力で降りる。」
真顔でそう返すと笑われた。
なっ…!!今のどこで笑う要素あったのよ!!
木下君の笑いのツボおかしすぎるでしょ…?!
てか、私遅刻しそうだったよね…?
思い出して本気で降りようと抵抗する。
「暴れんなって、落とすぞ。」
その一言で私は抵抗をやめる。
落とされたくはない。
その一言で瞬時に抵抗をやめて私を見て、また木下君は笑った。