愛を教えてくれた君に

-Nico-

2人と歩いてると

なぜか隣で歩いているのが申し訳なくなってきた。

だって周りの目は痛いし。

なんか言ってるし。

やっぱり私なんかが一緒に歩いちゃダメなんだよ。

教室につき深呼吸をして教室に入る。

スー…。ハー…。

「おはよ~」

教室にはいるとみんながおはようっと言ってくれる。

安心した。

「虹恋ちゃん~」

そういって話しかけて来たのは太陽くんだった。

「おはよう。太陽くん」

「体大丈夫?」

「もう平気だよ 。ありがとう!」

「虹恋~」

少し涙目で近づいて私を抱きしめた。

「茜里ちゃん?どうしたの?」

「虹恋が居なくなっちゃったかと思った。」

そんなに心配かけてたんだ。

茜里ちゃん。ありがとう。

「ごめんね?」

「なんで謝るの。謝るのは私だよ。
 鞄も届けてあげれなかったし、家も知らないなんて友達失格。」

茜里ちゃんは何も悪くない。

家を教えないのは私が悪いし、心配かけたのも私だ。

「茜里ちゃんは充分いい友達だよ。」

「ありがと~~~~~~~」

私はホントに嬉しかった。

こんなの初めてだから。

そういってる間に朝のHRの時間になり、

席に着く。

「よかったな。」

山田くんが言ってきた。

「うん!」

「加藤は帰り何時?」

「何もなければ、すぐ帰れるよ?」

「そっか。わかった。」

「そこ~話聞け。」

先生に話してることがバレてしまった。

「「すいません。」」

恥ずかしい/////

きっと今顔真っ赤だ。

どうしよ~。

< 24 / 24 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop