二回目のプロポーズ
「あ!メールきてる」
部屋にかえってみると日村君から返事のメール
『元気そうで良かった。まだ寒い日が続くから風邪とかひかないように!』
「これだけ?」
「日村君本当に真面目なんだから!」
お母さんにも言われたけどまるで日村君の彼女にでもなっているようで
だけどこんな時間が私は好き
歩けなくなって出かけることや自分でできることは前に比べて減ったけど
日村君にならなぜかいろいろお願いできる
『なにか、こんな私でもできることはないですかね?』
『編み物とかはどうです?雪さんは得意でしょ?』
「え?なんで日村君はわたしが編み物できるの知ってんの?」
『編み物ですか?』
『まだ、1月で寒いですしつくって誰かにプレゼントするとかはどうでしょう?』
『それはいい考えかも』
『僕になにかお手伝いできることがあったら言ってくださいね』
『よろしくお願いします』
「編み物かあ〜毛糸あったかな?」
案の定毛糸は残りわずかでこの量じゃあ無理!
『日村君さっそくお願いしたいことがあります!』